カテゴリ:私の本だな( 66 )
私の本だなから 7月 ~ 「ルピナスさん」 バーバラ・クーニー
c0138704_8163334.jpg先月にひき続き、クーニーの絵本。
世の中を美しくするために、なにかしなくては…そうだ、ルピナスの種を街中に蒔こう!
そうして種を蒔き続けた人、そのひとはルピナスさんと呼ばれるようになりました。

おおげさなことでなく、変わったことでなく…。
ルピナスさんは特別な人でなく、また特別な人生ではない、
世の中を美しくすることで私のできることは?と考え行動した一人の女性です。

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世界を美しくする仕事とは?自分のできることは?
世界中の子どもたちがそんなふうに考えていったら、地球は変わるんではないかと、
そんなふうにおもいます。

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by nahonews | 2009-07-29 08:16 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 6月 ~「おおきななみ」 バーバラ・クーニー
c0138704_773933.jpg今月出合った本。
ちょっと前に紹介した、高校生のために読んだ本です。
著者のバーバラ・クーニーはアメリカを代表する絵本作家で、この「おおきななみ」の主人公のハティーは彼女のお母さんの娘時代を描いています。
ハティーが自分の環境を受け入れ自分を見つめ、ある日、「身も心も自分のすべてを吐き出して」絵を描き、画家になることを決心するまでのお話。
表紙を開いたところの模様がその時代を表しています。
また、クーニーの描く人物はメルヘンさを感じますが、人の立ち姿や身のこなしなどずいぶん観察されて描かれたものと思います。
色もそのページごとにまとめられていてひとつの絵画のようです。
おとなもこどもも愉しめる一冊です。c0138704_783084.jpgc0138704_7101869.jpg
by nahonews | 2009-06-28 07:07 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 5月 ~「うれしい気持ちの育て方 」 松井るり子
c0138704_18483423.jpgうれしい気持ちの…なんかええタイトルやな、と思って捲ってみた。
もう7,8年前から本だなにあるのに、子どもが小さいちょうどのころにきちんと読んでいない。
いま、夢中になっている。
著者の松井るり子さんが、シュタイナー教育を通して、絵本に向うというかたちで子育てがたのしいものになるように導いてくださっている。この人の考え方というより、心意気が好きだ。
けっして、シュタイナー教育を薦めるものではないところが、肩が凝らない。
~子どもが小さいうちに絶対に教えておきたい、一番大事なことは何かなあ、と考えてみます、後からでも教えられることを省いていって、最後に残る肝心なところは、「生きてると楽しいよ」ということではないでしょうか。
~ううん、かいつまんで載せるにはもったいない。紹介された絵本を図書館で片っ端から借りて読んでいる。
今の私に、なぜかぐっとくる。到るところに宝石がちりばめられた本だ。
ああ、小さい子のお母さん、読んでみてください。いえ、子どもが大きくなっても自分のために楽しめる本です。
by nahonews | 2009-05-26 18:48 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 4月 ~「ぼくはワニのクロッカス」
c0138704_14424630.jpgロジャー・デュボアザンの絵本は、とくにイラストが好きで何冊か持っています。
ワニのクロッカスは見かけが怖いため、友達ができず、ひっそりと木の幹の中で暮らしていました。
という始まりから、なんだかこっけいです。
ほんとは花が大好きで心の優しいクロッカス、農家のスイートピーさんの奥さんに、こっそりと毎朝摘んだ花をキッチンのテーブルに届けます。
花を届けていたのがワニのクロッカスと知って、スイートピー夫妻は感動します。

扉のデザインが特に気に入っています。
いろんな花の咲く季節、この本を選んでみました。c0138704_14433935.jpgc0138704_14441078.jpg
by nahonews | 2009-04-18 14:44 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 3月 ~「ハーブ図鑑110 栽培と利用法の実践ガイド」
c0138704_22132631.jpg植物をスケッチしたり、仕事で水彩で描いたりするとき、実際の現物があるのが一番忠実に描くことができます。
ですが、仕事上どうしても現物が手に入らないときがあります。
この本は、本物の植物が手元にあるかのような安心さがあります。
110種類を超えるハーブたちが豊かな表情で並んでいます。
ハーブの本ですが、知らないさまざまな美しい花もじつはハーブの仲間だったりして、驚きます。

また、ハーブの栽培方法、利用方法もていねいに書かれている実践書なので、庭にハーブを植えるため、以前母に同じものを贈りました。

私はといえば、もっぱら描くためのまさにモチーフとして使っています。

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「ハーブ図鑑110」 
レスリー・ブレンネス著 
監修 英国ナショナルトラスト協会
by nahonews | 2009-03-24 22:13 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 2月 ~「雲雀と雛 イソップ物語」
今月は、古本の好きな父から譲り受けた大正12年発行のイソップ物語。
その中に印象的なお話があったのでc0138704_22324346.jpg、かいつまんでですが紹介します。

雲雀が春になって小麦の畑に巣をつくったところ、雛が成長し、小麦も熟してきました。
ある日、畑の持ち主が息子に、「りっぱな小麦が採れる、近所の人を呼んで刈り取る手伝いをしてもらおう。」
と言ったら、これを聞いた雛はびっくりして母鳥に安全なところに引越しして欲しいと言いました。
母鳥は「引っ越すにはおよばない、だけど、農夫の話をよく聞いておいて。」と言いました。
5,6日たつと、農夫は息子に「近所の人は来ないから、叔父さんやいとこのところへ行って頼んで来い。」と言いました。雛はこれを母鳥に告げると、「まだ引っ越すにはおよばない、だけど農夫の話をよく聞いておいて。」
それからほどなく農夫がまた来て、「明日は自分で刈り取ろう。」と言いました。雛はこれを母鳥に告げると、
「あの人も今度は熱心になった、自分の仕事をもう他人に任せないで、自分でしようとするから、さあ、我々の立ち退く時節だ。」

説明には…こう云ふ風に何の仕事でも他人任せにせず自分でやるのが成功の基で、天は自ら助くる者を助くと云ふ事です。(原文通り)
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by nahonews | 2009-02-21 22:32 | 私の本だな | Comments(2)
私の本だなから 1月 ~おはよう~
c0138704_16395141.jpg今年最初に本だなから出てきたのは…子どもによく読み聞かせていたこの本、「おはよう」。
しつけの本でもなんでもなく、シンプルで今眺めても愉しい。
お日さまはあくびをしたあと、歯をみがいて顔も洗います。
なんと、ふとんは雲の柄です。
おなじみ、ぐりとぐらの作者のご姉妹の絵本です。
シリーズで、「おやすみ」を、寝る前に…。                    





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by nahonews | 2009-01-20 16:38 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 12月 ~ゆうびんやのくまさん~
c0138704_23515410.jpg息子が小さい頃、このくまさんシリーズをよく読み聞かせていました。
そして、クリスマスの時期には、この赤い表紙のくまさんを。
くまさんは、きれいなお人形の入った小包がほどけかかっているのを、ていねいに包みなおします。
そして、それを届けた先のおうちで、クリスマスパイとジンジャーエールをいただきます。

なんと、温かな、でも特別なことではないことに気がつきます。
また、おうちの窓からの景色、庭で雪だるまを作っている人、さらに通りまでみえます!
ぬかりなく丁寧に描かれているのに驚きます。
子どもの絵本でしょうか、いくつになっても感動の残る一冊です。c0138704_23524360.jpg
by nahonews | 2008-12-23 23:51 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 11月 ~こぎつねコンチ~
c0138704_1644109.jpgあの、ぐりとぐらの著者の童話です。
表紙がとても秋らしいのですが、
春から冬までの短い章になっている、子どもとお母さんのおはなしです。
そのなかの 「おくりもの」 というおはなしはすばらしい。
ああ、こんなお母さんになりたいとずっと思ってきました。
あれから、コンチはどんな男の子になったかなあ~、なんて考えます。
子どもが大きくなろうと、コンチのお母さんのような母親でありたいと、
この本を捲るたび、思います。
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by nahonews | 2008-11-26 16:43 | 私の本だな | Comments(0)
私の本だなから 10月~ 「LES VACANCES DE M.HULOT」 JACQUES TATI
c0138704_163247.jpgモノトーンに、今惹かれていて手に取ってみました。
フランスの映画監督であり俳優のジャック・タチ。
この本は1952年の「ぼくの伯父さんの休暇」の、たぶん解説書。
たぶん、というのはじつは全部フランス語で、読めない。
はがき大よりひと回り大きいくらいの小さな本。
見つけたとき、迷わず買ってしまった。

約20年前TVで観て以来、ジャック・タチのとりこに…。
そのとき観たのは「ぼくの伯父さん」という1958年のカラー映画でした。
タチの映画に出会ってなければ、私の作品、生活がちょっと違ってたんではないかというほどの影響かもしれません。
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by nahonews | 2008-10-24 16:02 | 私の本だな | Comments(0)