<   2010年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧
私の本だなから 4月 ~「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ
c0138704_20575353.jpg繊細なガラス細工を覗いてよく耳を澄ますと、ガラスの隙間からやさしい音楽が流れている…そんな本。
なんというか、哀しいとかというのではないけれど何度か涙が溢れてきて…胸がキュウンとなる。
やはり、愛おしいという言葉がしっくりくるかもしれません。
交わされる言葉の隙間の交わされていない言葉が17歳を目覚めさせる…。
文章はときどき詩のようになってゆるやかに入ってきます。

特に好きな一節、
「僕らには心から好きなものがある。それを語り合うときには、かっこいい制服の着方だって体育のサッカーだって女子のバカにした笑い声だって全て消えて、世界が色を持つ。」
by nahonews | 2010-04-30 20:57 | 私の本だな | Comments(0)
秋篠の森  ~記憶のスケッチ 3~
c0138704_21103612.jpg
筍と海老真丈のお椀
うすい碗豆のすり流し仕立て
サクサク蓮根と帆立のおかき揚げ
モチモチ蓮根とわけぎの団子揚げ
白馬豚と宇陀金牛蒡の煮物
…と続きました。
そして、イラストは四角い黒い木の器に入った桜寿司。
デザートには苺スープと牛乳羹でしめくくり…。

器は程よい大きさで続けていただいてもお腹にちょうどいい。
なにより、時間が止まってほしいと思うくらい、こころに緩やかな風のとおるようなひとときでした。
by nahonews | 2010-04-29 21:10 | 暮らし | Comments(0)
大橋歩さんの版画展
c0138704_15221975.jpg4月24日(土)~28日(水)大橋歩さんの展覧会しているよ。っと友人から聞いてさっそく初日、
そして昨日の最終日の2回、
神戸市灘区の「ことほぎや」(お箸のオーダーサロン)さんに出かけました。
大橋歩さん…10年ほど前に横浜に住んでいたころ、大橋さんのパジャマ展(たしか渋谷か表参道でした)をやっていて友人と見に行ったことがあります。そのときもギャラリーにいらっしゃった…。もうお会いするだけどきどきの雲の上の方…。
版画はふんわりとしてでもきりりとおしゃれです。
ギャラリーにたくさんならんでいるよりは、きっとひとつだけをお部屋にかざっておくほうがうんと生きる…そんなことも計算されているようでした。
いつまでも新しいことに挑戦される姿勢はほんとうに素晴らしいと感じました。
by nahonews | 2010-04-29 15:22 | 美術館・ギャラリー | Comments(0)
不思議な現象
c0138704_18423640.jpg近くの中央公園の桜並木。
公園のなかの小道の片側はソメイヨシノ、もう片側が八重桜。
例年はソメイヨシノが葉桜になるころ、待ち構えていたかのように八重桜が咲きます。
寒い日が続いた今年はソメイヨシノの開花期間が長く、八重桜と同時に咲いている時期がありました。
異常気象のおかげ?で珍しい現象を見ることができました。
写真は4月12日です。
いまはもうソメイヨシノは葉っぱになり、八重桜が終焉を迎えています。
by nahonews | 2010-04-27 18:32 | 自然 | Comments(0)
文楽
c0138704_1528228.jpg「チケット無駄にするから…。」と文楽のチケットを2枚頂いた。
「文楽なんて初めて!」という姉と、先週木曜日、国立文楽劇場に行った。
文楽といえば、一度だけ学生時代に東京の国立劇場に観に行ったことを思い出す。
あのときたしか、「義経千本桜」…。ああ懐かしい。
だけど中身はさっぱり覚えていない。
それから何十年経つことか。
その日は吉田蓑助文化功労者顕彰記念「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」。
大化の改新を題材に、大和地方各地の伝説や風景を織り込んだ名作です。
人の心の揺らぎ、人を想う気持ちは今も昔も変わらないんだなあと思う。
なにより、人形使いの呼吸の合わせ方、日本語の美しさをあらためて実感した。

また、今の学生に古典芸能をもっと鑑賞させたらどうかと思った。
教科書だけでなく実際に能や狂言、歌舞伎などを観るともっともっと興味を持つのではないかと…。
私はというと、はまりそうです、文楽に。
実は古典を読んでみようをおもいながらとっかかれないでいる。
そのきっかけになるかなあと思うこのごろです。
by nahonews | 2010-04-22 15:26 | 暮らし | Comments(0)
寺田眞理子さんの紙紐教室
c0138704_15593978.jpg芦屋在住のアーティスト寺田眞理子さんのアトリエに伺ったのは昨年の秋でした。
素敵な空間で、ここで紙紐教室をされていることを知り、
こないだやっとと友人3人でレッスンをしていただきました。
手先は実は苦手な私…お茶の時間をめあて?に伺いました。
ところがあっという間に時間が過ぎて…。
絵を描くのとは違う、すがすがしい気持ちになりました。
それから…。
寺田さんのおもてなし…手作りの文旦マーマレードのティータイム。
長いシンプルなお皿、というより、キャンバス?!
マーマレードで描く素敵なアートです。
c0138704_16098.jpg
by nahonews | 2010-04-19 15:59 | その他 | Comments(0)
水彩画のラベルでラッピング
c0138704_15474913.jpg唯一うちのガスオーブンが力を発揮するお菓子、おなじみビスコッティ。
アーモンドホールの買い置きがなくてカシューナッツがあったから、
今回はカシューナッツビスコッティになりました。
友人ふたりにプレゼント、さあラッピングはと…!
そうそう、最近グラシン紙の袋が大活躍なんです。
入れるだけでおしゃれになります。
それに糸をくるくる巻いて、水彩画をトリミングして残った部分をカットして、カードにしました。
by nahonews | 2010-04-19 15:47 | 暮らし | Comments(0)
秋篠の森 ~記憶のスケッチ 2~
c0138704_185183.jpg
最初に出てきたのは…
「蛍烏賊と独活と花山葵の梅和え」。
読めなかった字、「ほたるいかとうどとはなわさびのうめあえ」です。

木のトレイの彫りが波打つ海のようだと感じました。
部屋の窓にかかる布の色…桜の木の幹のような色がなんともいえず美しい。
by nahonews | 2010-04-16 18:05 | 暮らし | Comments(0)
秋篠の森 ~記憶のスケッチ 1~
c0138704_16224122.jpg
4月5日に、初めて奈良の秋篠の森に行ってきました。
4月2日から行われていた木工デザイナーの三谷龍二さんの作品展を見に、そして三谷さんの食器で頂く
お食事会に…。
桜の咲く季節のうららかな午後を、その日初めて出会った人達と流れるような楽しい時間を過ごしました。
ほんとに、言葉では言い表せない、こころの洗われるようなひとときでした。
カメラは持っていましたが、写真を撮る行為がもったいないような気がして、記憶にだけとどめることにしました。
松本の温石(おんじゃく)の「喫粥去(きっしょくこ)」というお料理でした。
スペースも素敵で、天井には「くるみの木」の看板にされている三谷さんの木の椅子の半分が吊るされていました。
思い出しながら色鉛筆でスケッチすることも、子どもに還ったようで愉しいのです。
白い食器棚にある三谷さんの黒い木のシリーズが料理の進行ごとに使われていきます。
お料理も少しずつご紹介していきます。
by nahonews | 2010-04-09 16:22 | 暮らし | Comments(2)
小倉遊亀展  ~兵庫県立美術館~
c0138704_741467.jpg3月の終わりに観に行った。
私はこの人を知りませんでした。
新聞広告に惹きつけられました。
特に人物を参考にしたい…しかし、そんな観かたではとうていおよばないものがあることを知りました。
~「花も、果実も人体も、いずれかほとけの姿ならざる」
人物であれ、花であれ遊亀は描く対象に仏の姿を見出し、命あるものの一瞬の描きだしている。(図録より)

またもっとも印象的だった言葉。
~「本当に自分を捨てきることは、全部を得ることなんですね。」

「自分を捨てる」という意味をしばらく考えていたころだったのでグサっときました。
剣道に「捨て身になる」という言葉があります。
自分の行く道にいのちをかけるということなのだろうか…。c0138704_7432244.jpg

下の写真、「婦人の友」の表紙になったもの。
シクラメンとケーキ…単純に素敵です。
発想の自由さに惹かれます。
by nahonews | 2010-04-04 07:41 | 美術館・ギャラリー | Comments(0)