![]() なので私の…より「故郷の本だな」ということになります。 太郎は東京の有名大学を蹴り、学びたい学部のある地方大学を選び、一人暮らしを始めます。 大学教授の父、翻訳のアルバイトをしている我が道をゆくタイプの母とのやり取りの中で、またいろんな人とのかかわりを通して太郎は勢いのある成長を遂げていく。 気持ちの良いほど親離れをしていく太郎…。 逆に言えば親は子離れができにくい、今の現実をたたきつけられたようにも感じます。。 表紙は早川良雄の美しいイラストです。 太郎は昭和30年生まれとあります。 私と同じ年代、そして地方というのは名古屋。 街の名も今池、東山公園、栄などが出てきて、まさに懐かしい名古屋の学生生活を思い出しながら 一気に読みました。 ▲
by nahonews
| 2011-02-28 14:49
| 私の本だな
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![]() 1月は28日に行われた松井るり子先生の講演会で購入した絵本。 「わたしの庭のバラの花 」 アーノルド・ローベル 文 アニタ・ローベル 絵 松井るり子 訳 バラがちょっと覗いてる最初の開きの絵がすてきです。 わたしの庭にどんどん花が植えられ、最後はちぎれ耳の猫が登場して庭はたいへんなことに。 松井るり子さんのあとがきにもあるのですが、お話はマザー・グースの「これはジャックのたてたいえ」のような積み上げ歌で楽しめます。 写真はないのですが(どのページもすてきで選ぶのに苦労します) バラの花でねむっていたハチが目をさまし、ちぎれ耳の猫の鼻に!! 絆創膏を付けた猫の顔もユニークです。 ぜひ、本屋さんで絆創膏をつけた猫を探してみてください。 (セーラー出版) ![]() ![]() ▲
by nahonews
| 2011-02-03 09:52
| 私の本だな
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![]() 今回は、トルストイの「3びきのくま」。 息子が小さい頃お世話になったラボ・パーティのチューターからのプレゼントでした。 バスネツォフの絵はとても美しく見入ってしまいます。 見返しのかわいらしさはうっとりします。 ずっと本だなにしまっていて…もう絶版になってしまっていました。 そして、今回この絵本がとても役に立つことになったのです。 つづく…。 ![]() ▲
by nahonews
| 2011-01-11 16:00
| 私の本だな
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![]() 食べ物のおいしい季節。 ハワイで買った写真集「main dishes」はどのページもうっとりするくらい美しい。 食材そのものの色のページと、その食材の色を大切にした料理のページ。 すべての料理が白い器に盛りつけられている。 栄養を考えるとき、色を大切にするといいと聞きます。 緑、赤、黄、紫、黒…。 ううん、色彩はお腹も満たすんだなあ。 お腹だけでなく、心も気持ちも豊かになりますね。 ![]() ▲
by nahonews
| 2010-12-01 20:33
| 私の本だな
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![]() 以前から知っていましたが、手にとってじっくり読んでいませんでした。 しかし、子どもが大きくなってしまってなぜ興味をこんなにもつのか自分自身についても 不思議なことだらけです。 本文より~子どもの体の健全な形成は、両親や教師に、子どもの心の成長を解明する最良の鍵を与えるものです。ですから、子どもの体の形成を、いつも暖かい心をもって、考察するべきなのです。 そしてさらに裏表紙には… 教育者が 自然への愛をとおし 自然への沈潜をとおし 芸術的な直観をとおして 自分のなかの詩人に命を与えることによって 正しいしかたで子どもに 周囲の世界を意識させることができる カロリーネ・フォン・ハイデブランド ▲
by nahonews
| 2010-10-31 21:00
| 私の本だな
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![]() 今月は、 それは絵の美しい本。 マーガレット・ワイズ・ブラウン ぶん ガース・ウイリアムズ え 松井るり子 やく の、「うさぎのおうち」 はるのあかるいひざしのなか、 こうさぎがじぶんにぴったりの家を探しに出かけます…。 何より植物の描写にひかれました。 うさぎのふんわり、ぽったりとした重量感も出ていて、 とても愛くるしい。 どのページも素敵ですが、とくに見開きと裏表紙が好きです。 松井るり子さんの訳もことばのうつくしさを感じます。 ![]() ![]() ▲
by nahonews
| 2010-10-01 22:07
| 私の本だな
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![]() 息子が中二のときの夏休みに、サウスダコタに一ヶ月ホームステイをした。 これはそのときのホストファミリーからいただいた写真集。 夏が来ればこの写真集を飾る…。 何をしていても心配だったあのころ、何も口出しできない環境が息子を成長させてくれたのではと思う。 雄大な風景は、それをいっそう深くする。 ![]() ![]() ▲
by nahonews
| 2010-09-01 23:01
| 私の本だな
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![]() ホイットニーミュージアムで購入したらしい。 この画集、絵の中の女の人のドレスと本の背とホッパーの文字の赤が効いている。 そして、やはりホッパーの絵を見ていると、その中の人物やストーリーを想像してしまって ずっと見ていたくなる。 ![]() ▲
by nahonews
| 2010-07-31 20:52
| 私の本だな
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![]() しかも私の本だなからではなく父の本だなからです。 古本の好きな父の書斎には本がびっしり。 その中で、これまた古いものの好きな姉が見つけてきた。 植物写真家の安原修次というかたの本で、広島市内の植物が載っている。 普通の植物図鑑と違って写真家の日記のようなコメントがほのぼのとしていて楽しめる。 ▲
by nahonews
| 2010-06-30 13:33
| 私の本だな
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![]() ベスコフの絵本は絶版のもあり、図書館で借りてカラーコピーをしたりした。 水彩のタッチ、色、なにより子どもの動き…。 そんな見方で、母親の目で絵本を選んでいたなあ。 それでいいのかなあと思う。 子どもはおとなより自然に近いところにいる。 暮らしの中で、夢中になることによって、見えないものを見ることができる。 この絵本を読んで、そんな気がします。 ![]() ▲
by nahonews
| 2010-05-31 19:07
| 私の本だな
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